切れ込み・穴あけ加工を活かしたパッケージデザイン -#003

デザインインスピレーション3

意外性のあるパッケージデザインの中でも、紙の特性を生かした立体的な加工は見る人を驚かせ、興味を引きます。オリジナルの型を制作する場合、切れ込みや穴あけ加工は重要な技術。打ち抜き機やレーザーなど様々な加工方法がありますが、カット位置や折れすじ位置の指定は必須です。商品を美しく安全に梱包し、かつ意外性のある見た目を実現した立体的なパッケージングアイディアを集めてみました。

 

少しの切れ込みで人を笑顔にするラベル作成例

人を笑顔にするラベル作成例

こちらは紙の一部に入れた切れ込みでハチの羽を表現したユーモアたっぷりのラベル。ラベルとボトルの色合いもあいまって文字がなくとも蜂蜜だとわかりますね。単純な切れ込みとわかりやすい構造はシンプルで明快なメッセージを発信します。率直でウィットに富んだ、遊び心を感じさせるデザインです。

 

シンプルに不安定なものを支える形

不安定なものを支える形

シンプルな加工で卵をまっすぐ保持するパッケージ。中身を直立させ保持する機能面はもちろんのこと、すっきりとした直方体の外箱など安定を感じさせるしつらえからは高級感すら伝わってきますね。通常、食品関連のパッケージでは食欲を誘う暖色やシズル感のあるデザインが好まれる傾向がありますが、あえてモノクロのクールなデザインを採用することで他との差別化にも成功しています。

 

情報で魅せる穴あきパッケージデザイン

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こちらは具材のパーセンテージを数字と色の割合で示したグラフィックデザインと、穴あけ加工で中身の実際の様子を見せるアイディア。モダンなインフォメーショングラフィックと色合いは明るく誠実な雰囲気を伝え、穴あき加工によって実際の中身を見せることで食品への安心感を感じさせてくれるパッケージです。

 

パッケージへの切れ込みや穴あけ加工はグラフィックと同様に見た目の印象を決める重要な要素です。加工技術への理解や安全性の確保なども合わせて検討する必要があるため難しさはありますが、アイディア次第で見る人をあっと言わせる独創性のあるパッケージデザインができます。普段から色々なパッケージの仕組みを見て、アイディアを蓄えたいですね。

 


「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のパッケージデザインやラベルデザインをピックアップして紹介しています。荒削りでも着眼点やアイデアが面白いものはピックアップしています。

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