エンボス加工が魅力を引き立てるパッケージデザイン -#016

デザインインスピレーション16

エンボス加工は任意の形に凹凸を施すことで見た目に陰影を与え、手に取った時の質感に変化をもたらしてくれます。無地の紙にも模様を入れられ、陰影を生かしたドラマチックな表現が可能です。1ミリメートルにも満たない小さな凹凸ですが、パッケージデザインにおいて質感をある程度コントロールできる自由度の高いテクニックと言えます。

 

植物の影が柔らかく揺らぐキャンドルのパッケージデザイン

クラフト紙にエンボスされた柔らかなフォルムの植物模様。キャンドルの香りや明かりの揺らめき、キャンドルを灯すゆったりとした時間を想起させてくれます。クラフト紙を使用することで自然の風合いを、細めのフォントとゆったりとしたレイアウトからエレガントなイメージを伝えてくれます。

 

ユニークなイラストに負けない商品名ロゴをエンボス

Pieterjan Tuybensさん(@pj_tuyb)がシェアした投稿

チョコレートフロムヘブンという商品名を思わせるユニークなイラストが魅力的なパッケージデザインですが、金箔押し+エンボスを施すことで商品名にしっかりフォーカスします。購買者の目がどこを捉えるのかはっきり優先順位をつけ、重要な情報を短い時間で伝えてくれそうです。紙包みの商品パッケージでも立体的な細工や紙の質感によって他のチョコレートとは違う高級感の表現・差別化が可能なことを教えてくれます。

 

重厚感が伝わるクラシックなトランプのケースデザイン

トランプのケースデザイン

レトロながら遊び心を感じるフォント選び、古い時代を思わせる紋章や飾り罫などのグラフィックパーツは、これだけでもクラシックで王道というコンセプトを十分伝えてくれるでしょう。白頭鷲や星条旗など古き良きアメリカを感じさせてくれます。さらにエンボスやメタルフォイルなど特殊加工を施すことで一段と格式を感じる重厚なパッケージデザインになっています。

エンボス加工はわずかな立体感から陰影に変化を与え、全体の雰囲気にアクセントを与えてくれます。目立たせたいところに使うのはもちろん、背景のパターンとして使用したり、ロゴ自体をエンボスしたりと様々なアイディアを実現してくれることでしょう。また、表面の色味が褪せたり暗いところでも手触りで質感を伝えるのもエンボスの強み。ユニバーサルデザインを意識する上でも、エンボスや穴あき加工は大きな力になってくれることでしょう。

 


「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のパッケージデザインやラベルデザインをピックアップして紹介しています。荒削りでも着眼点やアイデアが面白いものはピックアップしています。

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