一瞬でパッとわかる仕掛けが際立つパッケージデザイン -#029

一瞬でパッとわかる仕掛けが際立つパッケージデザイン

様々な商品が身の回りに溢れ、大量生産が通常運転の現代。デザインで差別化を試みる一方で、みただけでは何かわからないデザインも多々あります。それはデザイン自体も商品を通したエクスペリエンスの一環として認知されていることを示し、デザイナーの仕事が市場に認められているということでもありますが、依然として「わかりやすいデザイン」がクライアントから求められることも多いかと思います。ここでは「分かり易さ」がブランドイメージに繋がったパッケージデザイン例をご紹介します。

 

すぐに始められる水耕栽培のパッケージデザイン

水耕栽培のパッケージデザイン

キット品や材料セットなどの商品は、出来上がりのイメージや使用のイメージをパッケージや広告で伝える必要があります。こちらのイラストは、クリアフィルムに印刷することで、どのように使うのか、なんの商品なのかを一目で伝えてくれています。魚と植物の共存関係というコンセプトも伝わる、シンプルながら消費者に共感を促す秀逸なパッケージデザインです。

 

白樺の中の水を表現したパッケージデザイン

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白樺の樹液から作られるバーチウォーターは、ミネラルや栄養分を含んだヘルシーな飲料としてヨーロッパやロシアで愛飲されてきた飲み物だそうです。「自然の中のみずみずしい白樺の木々から取れた」ことをそのまま形にしたのがこちらのパッケージ。白樺ならではの特徴的な樹皮をモチーフにしたバックグラウンドイメージに、鮮やかなタグが目を引きます。シンプルながら、「自然」「健康」のコンセプトを洒脱に結びつけたデザインです。

 

ミルクの脂肪量をSMLで示したパッケージデザイン

ミルクのパッケージデザイン

ミルクには、低温殺菌や低脂肪など様々な種類があり、スーパーマーケットの乳製品売り場でも様々なバリエーションを見ることができます。しかしその差が見た目では分かりにくいという問題がありました。こちらのパッケージでは、乳脂肪の大きさ(乳脂肪量)を洋服のサイズのようにSMALL/MIDIUM/LARGEで捉えました。また、脂肪量に合わせてエンボスでサークル模様を入れることで触感でも分かりやすい工夫がなされています。

 

「分かりにくい」「間違えて買ってしまった」などのクレームは、販売店や製造元のスタッフの悩みの種。それぞれの売り場で「スプーンは入っていません」や「大サイズはこちらです」のような小さな注意書きpopが貼られていたら、デザインの力で解決したいものです。見た目ですぐわかること、ユーザーの疑問を解消できるデザインであることが、商品企画者だけではなくデザイナーにも求められています。

 


「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のパッケージデザインやラベルデザインをピックアップして紹介しています。荒削りでも着眼点やアイデアが面白いものはピックアップしています。

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