裏側に回りこむ仕掛けを施したパッケージデザイン -#038

裏側に回りこむ仕掛けを施したパッケージデザイン

デザインする際は平面を見て作業していても、実際のパッケージや商品は立体です。正面からでは見えない側面や裏側も含めてデザインすることでより魅力的なパッケージデザインが可能です。ラベルを回り込ませてみたり、イラストが裏側とつながっていたりと方法は様々。立体的なアプローチは平面をパッと見ただけの印象とは異なり、購買者に対しより多角的な購買アプローチを可能にします。

 

ラベルの形が可愛らしい子供向けの食器セット

What The Wolfさん(@whatthewolfstudio)がシェアした投稿

角丸加工が施されたラベルが可愛らしい子供向けの食器セット。クラフトペーパーのボックスと合わせて優しい雰囲気を作り出しています。裏側に回り込んだラベルを追って箱の裏側に目をやると、可愛らしい狼のシルエットが目に入ります。この狼はブランドロゴだそうです

 

大きな犬の顔のイラストが抜群のインパクトをもたらすボトルラベル

Studio A75さん(@studioa75)がシェアした投稿

ラベルに大きく描かれたブルドッグの憎々しげなイラスト。ボトルを回して隅々まで見たくなる、面白さがあります。カラフルな色合い、力強いボールドフォントも合わせて、ボトルの全面を賑やかに彩ります。ボトルラベルの細長い画面のうち、うち、常に見えるのはその半分だけです。通常のラベルではその半面部分に収まるように情報をレイアウトしますが、あえて全面にかけることでインパクトを感じさせる作りになっています。

 

斜めから見ると顔に見えるイラスト

Flowght – Creative Designさん(@flowght)がシェアした投稿

大きくネイティブアメリカンの横顔が描かれたパッケージの案。イラストのトリミング位置をあえて側面にもはみ出してイラストをレイアウトすることで、正面から見ただけではただの模様に見えるものが、斜めの視点から見ると顔として見える仕組みになっています。最近はネットショップなどの物撮りの際には立体感を見せるため、斜めからカメラを向ける場合も多くなっているので特に有効性の高い方法かもしれません。

 

箱を立体として捉え、その特性を生かしたパッケージデザインはユーザーに意外性のある購買経験を与え、他の商品との差別化に貢献するでしょう。ユーモアやシャレを込めて面白おかしいデザインや理知的な雰囲気に仕上げることにも繋がりそう。角や裏表をうまく使ったり、見る視点を変えるというユーザーの振る舞いも含めてデザインすることで、立体のパッケージデザインはさらに面白い工夫を凝らすことができそうです。

 


「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のパッケージデザインやラベルデザインをピックアップして紹介しています。荒削りでも着眼点やアイデアが面白いものはピックアップしています。

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