4月 14, 2018

ゴミが少ない環境を意識した梱包デザイン -#042

ゴミが少ない梱包デザイン

環境への配慮は商品の付加価値の一つです。漂白しない紙を使用したり、土に還るプラスチックを使用したりと、素材自体への工夫が施されたアイテムもよくみられますね。一方で、包装材自体を小さくゴミを少なくすることもエコです。かさばりにくくゴミが少ないことがポイントです。しかしながら商品本体を破損や汚損から守るための最低限の包装材としての役割は維持する必要があります。ここでは少ない梱包材ながら見た目にも楽しいパッケージデザインをご紹介します。

 

ボール状のアイテムをスッキリまとめるパッケージデザイン

ボール状のアイテムをスッキリまとめるパッケージデザイン

紙は折ることで立体的な空間を作り出すことができます。こちらのボールのパッケージはパッとみただけで構造が把握できるシンプルな作りながら、ボールがあちこちに飛び散ることもなく、美しく陳列することができます。一つ一つが切り離せて必要な個数が取り出せるようになっており、ボールを出し終わった後の梱包材も自然と小さくまとめられるため処理が簡単です。シンプルな仕組みでさりげなくユーザー体験の快適さを高めるユニークなパッケージデザインですね。

 

商品のコンセプトが活きるエコな鉛筆

エコな鉛筆

鉛筆の軸同士がお隣の軸とくっついており、購入時は一枚の板のような形で持ち帰れる点が興味をひくアイディア。溝の入った板のようなユニークな見た目を活かしたパッケージはこのコンセプトならではのもの。通常の鉛筆や色鉛筆のダース売りであれば箱に入れて陳列するのが一般的ですが、一枚の板状のアイテムにラベルを一巻きした、さりげなくも個性的で注目をひくパッケージデザインもお見事です。

 

定番ながら機能的で商品を良く見せる巻紙デザイン

Arden Design Coさん(@ardendesign)がシェアした投稿

可愛らしい柄に茶目っ気のあるロゴが楽しい印象を与えてくれるパッケージデザイン。子供用のおくるみだそうです。こうしたファブリック類は柄を見て購入する機会が多いため、タグやラベルが付いている程度の小さいパッケージデザインが採用されることが多いですが、このアイテムのようにギフト向けだったり、ブランドのロゴを見せたい場合には巻紙タイプの包装も有効です。紙一枚で包装が完結するためゴミも少なくて済みます。小規模な生産ロットで色々なアイテムをまとめて、同じロゴでパッケージングしたいというときにも使いやすいアイディアです。

 

ゴミが少ないパッケージは同時に省エネであり、コストダウンの手段でもあります。少ない材料でアイディアを絞ってコストダウンを目指すことはもちろん、物珍しい形だったり開けて楽しい仕掛けだったり購買者に恩恵を感じてもらえるような工夫はデザイナーの腕の見せ所になるでしょう。商品自体の形をじっくり観察し、その形や柄など個性やコンセプトを活かしつつ、エコにも配慮したパッケージデザインを目指したいですね。

 


「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のパッケージデザインやラベルデザインをピックアップして紹介しています。荒削りでも着眼点やアイデアが面白いものはピックアップしています。

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