木目の風合いが素敵なパッケージデザイン制作例 -#046

デザインインスピレーション46

ナチュラルな風合いを表現するグラフィック要素は多く、花や緑の梢を写した写真や風景、未晒しのクラフトペーパーの柔らかいベージュなど、様々な方法で「自然の印象」が表現されてきました。自然を感じさせるものがどういう要素を持っているのか分解して考えてみると、どちらかというとウォームカラー、ザラザラとしたテクスチャー、ランダムさなどの要素があるとより自然らしさの表現に近づく傾向があるようです。ここではその中でも木の木目を用いて自然の優しさを印象付けることに成功したデザインのアイディアをご紹介します。

 

木に包まれるモダンな寿司ボックスのデザイン

寿司ボックスのデザイン

日本では寿司というと伝統的な、古き良き、といったイメージが採用されがちです。横書きではなく縦書きのメニューや、明朝体・楷書体や相撲文字などがよく見られるのもそうしたイメージが元と言えるでしょう。対して海外では寿司は現代的でヘルシーな印象で捉えられることが多いようです。こちらのパッケージは木目の優しさを生かしつつ角のアールと直線を活かした洗練されたモダンデザインが光ります。

 

モノクロ写真から伝わる木の質感

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木目を大きく配置したボトルのラベルデザイン。モノクロ写真ならではのスッキリとした陰影がラベル全体をシックにまとめあげています。年輪や木目の線の並ぶ様はアナログならではのランダムさと、規則正しい繰り返しパターンが合わさり、ナチュラルながら整然とした美しさを感じさせてくれます。木材の種類やカットの方向などによって同じ木材でも様々な見せ方ができるのも面白い点です。

 

箱も普段使いにしたくなる高級感のあるギフトセットのデザイン

ギフトセットのデザイン

身近なアイテムであればあるほど、ラッピングは簡易なものになりがちです。こちらのシリーズは、コロンや石鹸など身の回りで使うものですが、木のボックスにお揃いのラベルをしつらえ、高級感のあるギフトにまとめ上げられています。落ち着いた色味、質感の木の箱は紙の箱では感じにくいずっしりとした重みや、木材の持つひんやりとした手触りとその後にくる温かみを感じさせてくれるでしょう。

 

木材を使用したパッケージデザインはコスト面、環境への配慮から現代では贅沢なものという見方もあります。一方で、間伐材を使った商品や、成長が早い植物を使った木材の代替品など、新しい形で自然の材を生かす取り組みも見かけます。また、化粧ボードやプリントなどで木目模様を印刷するのも定番の方法ですね。自然を感じさせる木材の良さをうまく取り入れた心地よいデザインを作り上げるための一つのアイディアになりそうです。


「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のパッケージデザインやラベルデザインをピックアップして紹介しています。荒削りでも着眼点やアイデアが面白いものはピックアップしています。

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