光って見えるグラフィックが特徴的なパッケージ制作例 -#052

光って見えるグラフィックが特徴的なパッケージデザイン

デジタルでの制作環境が当たり前となった現代、光って見えるような加工をグラフィック要素に与える方法は、以前に比べ採用しやすくなったと言って良いでしょう。アナログでは絵の具の色を混ぜる減法混色が多く、これは色を混ぜれば混ぜるほど彩度が下がる、いわば影を作るのに適した混色方法でした。対して、デジタル環境ではRGBによる加法混色でモニタに色を再現しているのをはじめ、暗い画面に色を重ねるほどに明るくなる、光って見るような描き方が簡単にできるようになったのです。暗色の中でも暗くなりすぎず、未来的な雰囲気が漂う作品を集めました。

 

果汁の甘さ、潤い、活力が滲み出るようなアイコンデザイン

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オレンジのボトルが目を引き黒いラベルが全体を引き締めるジュースのボトル。果物のアイコンがネオンのように光ります。ラベルの下の方に、重力に負けてたわんだようにはみ出していることで、アイコンに重みと背景への奥行きが感じられ、光るアイコンに物質感を与えています。ロゴのフォントはヘビーでどっしりとした前半とライトウエイトの後半に別れており、細い後半の文字が光ることでアイコンと共通項を得ている点も注目です。

 

力強いブラックが効いたパッケージデザイン制作例

黒は重量感、力強さを感じさせる特徴的な色です。商品の特性に合わせて黒を取り入れることで、男性的な力強さを感じさせるデザインが可能です。最も明度が低い色である黒は、光るグラフィック要素との相性がよく、明るさを感じさせるアクセントを配置することでただの黒をより暗く、奥深い風合いにすることができます。こちらのパッケージではぼんやり光る鮮烈な赤色と対比するように、より黒は暗く、強い意味合いを伝えます。

 

コントラストが写すドラマチックな風合いのパッケージデザイン

@evdsgがシェアした投稿

暗い背景に浮かび上がる幻想的な風景。それぞれのボトルで一色ずつメインカラーがあり、黒に近い暗めの色あいから明るいパステルカラーまで、幅広い階調のトーン配色がされています。コントラストの強いグラデーションは幻想的な光景をドラマチックな陰影で彩ります。神秘的な奥行きを感じさせる個性的なスタイルのワインボトルです。

 

暗い色は力強さを感じさせる反面、暗い場所で目立ちにくく、ややもするとネガティブな印象につながる危険性もある色合いです。光るような工夫がされたグラフィック要素を取り入れることで、そうしたネガティブなイメージを印象的なポイントに転換することができるかもしれません。深みと輝きを感じさせるこうした工夫は、ほかの商品と並ぶ中で個性的に商品を際立たせてくれるでしょう。


「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のパッケージデザインやラベルデザインをピックアップして紹介しています。荒削りでも着眼点やアイデアが面白いものはピックアップしています。

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