透明素材を生かしたパッケージデザイン制作例 -#054

透明素材を生かしたパッケージデザイン制作例

ガラスやクリアフィルム、プラスチックなど透明な素材はデザインのベースとしてもアクセントとしても使える汎用性の高い素材です。中身をそのまま見せたり、あるいはロゴやイラストなどを浮き上がらせて見せたりと透明ならではの表現が可能です。上から印刷や塗装で色を重ねることもでき、その際には不透明・半透明・透明の塗料のほか、サンドブラストのようにすりガラスの表現をしたりと印刷では難しい表現を使えることもポイントです。透明素材を活かしたパッケージデザインのアイディアを集めてみました。

 

工具のイメージを変えるパッケージデザイン

透明素材を生かしたパッケージデザイン1

工具というと無骨で機能を追い求めるプロのための道具といったイメージがあります。売り場を見てみると金属や機械類など重量のあるものが多く、ブランドのロゴや商品ロゴもヘビーなフォントが多かったり、色合いも明度の低い、重さと頑強さを感じるデザインが多い傾向にあるようです。こちらの工具のパッケージは透明素材をうまく取り入れることで「軽やかさ」「洗練」を感じさせ、ギフトにも贈りたくなるような風合いにまとめあげられています。

 

ロゴのシールが浮き上がって見えるラッピングのデザイン

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カラフルで可愛らしいマカロン。明るい色みをそのままパッケージの一部に取り入れるなら透明素材が役に立ちそうです。箱に詰めたマカロンに透明フィルムで蓋をすることで、中身のマカロンを自然に美しく見せます。また、透明フィルムの上からロゴのシールを貼ることでロゴが浮き上がっているような視覚効果を発揮します。湿気の多い内容物では結露や水蒸気に注意が必要ですが、小規模のロットでも取り入れやすいパッケージデザインです。

 

透明パックの牛乳パック

透明素材を生かしたパッケージデザイン3

牛乳のように傷みやすい食材でも中身を見ながら使える透明パック。変色やカビの発生がないことを確認して注ぐことができます。残量も一目瞭然です。フィルムのため軽量で、使い終わった後は小さくまとめて捨てられるのもユーザーに嬉しいポイントですね。透明で中身が見えることを利用して、牛乳自体の白をパッケージの牛柄の白に使った点もユニークで楽しい仕掛けです。

 

透明な素材は未来的で洗練された風合いを醸し出したり、中身の色合いを利用したパッケージデザインを可能にしたりと様々なメリットがあります。一方で、結露などの見苦しい状況もそのまま見えてしまう弱点があります。ガラス・フィルム・プラスチック・アクリルなどそれぞれの素材の長所短所を把握した上でパッケージデザインに取り入れて行きたいですね。


「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のパッケージデザインやラベルデザインをピックアップして紹介しています。荒削りでも着眼点やアイデアが面白いものはピックアップしています。

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