赤×黒のストロングな組み合わせが効果的なパッケージデザイン -#063

赤×黒のストロングな組み合わせが効果的なパッケージ

赤と黒というカラーリングからは何が連想されるでしょうか。赤色は血や炎の色であることから本能的に「危険」を感じさせる、他の色よりも目を引き、強い印象を残させる色です。「情熱」「興奮」と言ったプラスのイメージと「怒り」「危険」などネガティブなイメージを併せ持ちます。黒色は闇の色であり「暗い」「重い」イメージに直結し、「高級感」「神秘的」「不安」「恐怖」などの言葉と結びつきます。赤と黒を合わせた色合いはルーレットやトランプでも使われ、エネルギーがプラス方向に強い「赤」とマイナスの方向に強い「黒」の強烈な対比から「艶やか」「鮮烈」「対極」などの言葉が似合う、強い訴求力を持つ色合いと言えます。

 

飲んだら元気が出そうなワインのパッケージデザイン

The Dielineさん(@thedieline)がシェアした投稿

細身のボトルに文字のみのシンプルなデザインが光るワインのボトル。つや消し黒のベースからは高級感を、リズミカルに配置された赤の文字からは活気を感じさせてくれます。スリムなボトルに広がるように配置されたスリムなフォントもスタイリッシュな雰囲気を後押しします。

 

黒い本体にアクティブな印象を追加したパッケージ

Shahzad Muhammadさん(@shazuae)がシェアした投稿

こちらのブルートゥースヘッドセットは本体の色が黒。パッケージでは揺らいでいるような赤のグラフィック要素を背景に取り入れ、黒のイメージを損なわずに赤色〜黒色のグラデーションで音の広がりと躍動感を感じさせてくれます。全体的に色数を抑え商品を魅力的に見せる工夫が施されています。

 

クラシカルなフォントが効いたボトルラベル

Aldo Segat Studioさん(@aldosegatstudio)がシェアした投稿

重厚な質感の黒ベースのラベルに、ぷっくりと艶出しインクが乗った赤文字が映えるワインのボトル。太さの強弱と曲線が美しいクラシカルな書体がリッチなテイストを伝えてくれます。黒のボトルに黒のラベルの中に、鮮烈な赤色のアクセントが効いています。

 

色が持つ印象を活用することはデザインの訴求力やコンセプトを伝える力の強さに大いに貢献します。赤と黒という色の中でも強い特徴を持つ二色の組み合わせはドラマチックに強烈な印象を与えてくれることでしょう。「暗さ」「怖さ」などの印象も併せ持つ色のため、コンセプトに応じて使いたい組み合わせです。


「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のパッケージデザインやラベルデザインをピックアップして紹介しています。荒削りでも着眼点やアイデアが面白いものはピックアップしています。

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