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商品の二色をそのまま色彩構成したボックスデザイン作成例

商品の二色をそのまま色彩構成したボックスデザイン

商品の二色をそのまま色彩構成したボックスデザイン作成例

背景色の選択はパッケージ全体の印象に関わる重要なポイントです。色から伝わる感情を真っ先に伝える部分になるでしょう。ここでは背景を半分ずつ2色で分割したパッケージを集めました。選んだ2色それぞれの持つ色の印象、画面をダイナミックに分割する直線を活かすことで生まれる、シンプルながら緊張感のあるデザインアイディアを見ていきましょう。(※紹介するパッケージデザインは当サイトの制作事例ではありません)

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単純化された野菜の形を浮かび上がらせるパッケージデザイン

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シンプルな色使い、形が目を引く野菜スナックのパッケージデザイン。円や直線を組み合わせた図形はスッキリとした知的な印象です。色は白プラスそれぞれの味の特徴を思わせるような一色のツインカラー構成。清潔感があり、栄養をスマートに摂取できそうなイメージも伝わります。背景を直線でおよそ半分の位置で分割し、イラストもその分割線を境に色を反転や明暗の逆転を施すことで、使われた二色の面積はおおよそ等しくなります。「均等」のイメージから「バランスのよさ」「安定」を暗に示した点もポイントです。

 

商品の二色をそのまま色彩構成したボックスのデザイン

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こちらのカラフルな箱は犬のフンを回収するための袋のパッケージ制作例です。商品である袋自体が、ターコイズブルーとイエロー、ブルーと水色など二色ずつパッケージングされています。その色の組み合わせをそのまま箱に配色したことで、透明窓から見える商品と一体となった包装を実現します。正面からみると背景一色のベタにロゴとマーク、キャプションを四隅に配した落ち着いたデザインである一方、斜めや横から見たときには、色面を分ける対角線のラインがアクティブな印象を与えてくれます。

 

“ナンバーワン”の名を活かしたデザインレイアウト

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NUMERO UNO(=ナンバーワン)という商品名を形取った「1」をモチーフにしたロゴが素敵なコーヒーのパッケージデザイン。直線的でシンプルながら力強さと洗練された印象を与えてくれます。ロゴの右下がりの直線に呼応するように、背景は右上がりのななめ45度線で区切られ、白+それぞれの味を表す一色で色彩構成されます。黒のみ、色味の異なる二色の黒を使用していることで差別化している点もユニークですね。ロゴや文字、背景の分割と少ないグラフィック要素がそれぞれ「整列」や「反転」していることで全体を無駄なく美しくまとめ上げています。

 

レイアウトをする際、背景の処理は大きな面積を占める部分のため、全体の印象を決める重要な部分になります。色味、余白、メイン要素の目立たせかたなど、背景との関係なくしてレイアウトする事はできません。背景を大胆に二色で分割する事で、画面に緊張感が生まれます。分割線はグラフィック要素として扱われ他の要素と呼応するようになるでしょう。汎用性の高い、パッケージデザイン以外にも取り入れやすいテクニックです。

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。

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