形自体をブランドとして記憶させるパッケージデザイン -#078

形自体をブランドとして記憶させるパッケージデザイン

不思議な形は目を引き、記憶に残ります。時間が経って後日に同じ形を見た時には「あの時のボトルだ」と思い出されてより強く心に残ることでしょう。色や商品名など、ブランディングのためのデザイン要素は多々ありますが、形で個性をアピールするデザインは触覚と視覚両方に訴えます。ユニークなフォルムで見る人の目をひきつけるパッケージデザインをご紹介します。

 

リズム感じるドリンクのデザイン

 

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The Dielineさん(@thedieline)がシェアした投稿

カラフルな色彩と特徴的な形がユニークなドリンク。昔の医療現場で使われたアンプルや実験試薬の容器の形を思わせる不思議なフォルムをしています。大きく配置された2~3文字のロゴはそれぞれドレミファソラシを表現しており、音楽にインスピレーションを得ているようです。活気を感じさせる背景色のグラデーションはよく見るとそれぞれ高さが異なり、音階順に並べると階段状に背景が変化していくのが見えるでしょう。持ちやすそうなグリップ感もポイントです。

 

とろみを形で表現した基礎化粧品のボトルデザイン制作例

ブランドのパッケージデザイン1

なだらかで有機的な曲線が美しい乳液のボトル。重力に従って垂れるような形は「とろみ」「潤い」を感じさせてくれ、思わず撫でたくなるような滑らかさ。ボトルの曲線に伴いわずかに生まれる色味の濃淡も繊細さを感じさせてくれます。一方直線的なカットを施されたボトルトップは宝石のようなイメージ。曲線の柔らかさを中和するバランサーになっています。

 

シンボルになるものをそのままパッケージの形に

 

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Packaging of the Worldさん(@packaging_of_the_world)がシェアした投稿

ホッケーのスティックの形をそのまま落とし込んだスティックタイプのパッケージデザイン。普通に袋の両端を閉じたものよりも形そのものが目に入る仕組みと、それに気づいたときの驚きが楽しい演出を付加してくれます。ホッケーのスティックというその競技独特の特徴を連想させる形を商品のデザインに落とし込んだアイディアパッケージと言えるでしょう。

 

独自性の高い形は、成型の手法や金型をオリジナルで考案するため、定型の商品に比べて生産コストが割高になりがちです。逆に言えば割高にしてでも特別感を演出したい商品にぴったりの手法でもあります。数量・期間限定の特別生産商品や、セミオーダーの商品などに当てはまるでしょう。パッケージデザインの際は製造担当者や技術担当者との密なやり取りが必要になるため、普段から製造方法や技術についてもアンテナを貼っておきたいですね。


「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のパッケージデザインやラベルデザインをピックアップして紹介しています。荒削りでも着眼点やアイデアが面白いものはピックアップしています。

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