飲みきった時に浮かび上がるアイディアパッケージ制作例 -#082

飲みきった時に浮かび上がるアイディアパッケージ

パッケージの多くは、購入の決め手になることを目標に、つまりはこれから購入してくれるかもしれない人へのピーアールとして形作られます。正確な情報や風味のイメージ、価格感など伝えるべきことはたくさんあります。しかしながら、ユニークで魅力的な商品にすること、付加価値を創ることもパッケージデザインの重要な仕事です。購入前にはわからない、飲みきった後になってそのデザインが見えてくる商品があります。買う前にはわからなかった、新しい魅力を見せてくれるパッケージデザインをご紹介します。

 

美しい黒からイラストが現れるボトルデザイン

イラストが現れるボトルデザイン

真っ黒なコーヒーリキュール。瓶に液体が満ちているときは真っ黒で何も見えませんが、使って量が減っていくとシックなイラストが現れます。アルコールということもあり大人っぽい雰囲気の商品ですが、飲んだ後に茶目っ気のある仕掛けが面白いですね。男性的な幾何学的で太めのゴシック体フォントを使用したロゴ、シンプルながらモダンでシックなラベルも”裏の顔”とのギャップを強めています。

 

黒のボトルの中から出てくるメッセージ

黒のボトルの中から出てくるデザイン

黒い液体が詰まったボトル。ロゴはシンプルにblk.という白い文字のみです。中身が減るにつれ、中のメッセージが現れます。白いロゴ、黒い中身の液体、透明のボトル、黒いメッセージと、使用した時間と共に見た目が入れ替わる楽しさがあります。イメージ要素がなく、文字のみのシンプルな要素ながら印象深くメッセージを伝えてくれます。

 

水の奥行きが生み出すビジュアル

こちらの中身は透明な液体の入ったボトルデザインです。中身が入った状態では見えなかった向こう側の文字が、飲むにつれてはっきりと見えるようになります。水を通してみたときの歪みや色のわずかな差は奥行きと透明感を感じさせてくれます。シンプルな仕掛けですが、視覚的な面白さを楽しめるデザインです。

 

使用前には気づかない、使用してみて初めて姿を表すパッケージデザインは、いわば「驚きの」経験という付加価値を与えます。話題性につながるこうしたデザインは SNSを中心とした口コミが広まる今日、大きな商品価値として訴求力を持つことになるでしょう。購入前にもその魅力が伝わるようなpopや外箱などでの広告も必要になるかもしれません。思い出に残るユニークな一品にぴったりのデザインテクニックです。


「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のパッケージデザインやラベルデザインをピックアップして紹介しています。荒削りでも着眼点やアイデアが面白いものはピックアップしています。

ラベル・パッケージデザインの依頼・制作料金について
ラベル・パッケージデザインの作成・提案事例へ



  1. TOP
  2. ブログ・コラム
  3. デザインインスピレーション
  4. 飲みきった時に浮かび上がるアイディアパッケージ制作例 -#082