ドット絵が楽しいパッケージデザイン制作例 -#087

ドット絵が楽しいパッケージ

4kディスプレイなど高解像度のモニタが普及した現代、ドット絵はレトロな雰囲気を感じさせてくれます。パックマンやマリオなどもともとドット絵で描かれた姿が世に広まったキャラクターも多く、ゲームのグラフィックというイメージを持つ人も多いでしょう。そのコミカルな可愛らしさとミニマルな見た目は、アイコンとしてあるいはパターンとしても使い勝手の良いグラフィックパーツです。ドットイラストレーションが魅力的なパッケージデザインをご紹介します。

 

ワンポイントにあしらわれたドットのアイコンが愛らしいボトルデザイン

ドットのアイコンが愛らしいボトルデザイン

ユニークな形状のボトルに、ワンポイントであしらわれたさくらんぼのドットイラスト。シンプルな構成、単純化された形は、アイコンとしてわかりやすく意味を伝えます。この商品の名前を大きくレイアウトしなくとも、特徴と雰囲気をしっかり伝えてくれます。また、りんごやグレープなど、他のアイコンを作りたくなった際にも容易に拡張が可能な汎用性も感じさせてくれます。

 

デフォルメの中にリアルさも感じさせる繊細な色使いのデザイン

ドットのイラストでの繊細な描画はかなり難易度が高く、ドットの特性を熟知した上での制作が必須になります。ドットごとの角を和らげるための処理、アンチエイリアスはそうした技術の中の一つになります。こちらのイラストでは、少ない色数の中で陰影を描き出し、四角形の集まりながらリアルなバラの花を表現しています。デフォルメによる記号化とリアルな描写力のバランスを取ったドットイラストです。箱の角にまたがるように配置することで、平面的な印象を与えるドット絵に立体的な視点を取り入れた点も注目です。

 

クロスステッチで描き出された牛の笑顔のパッケージデザイン

牛の笑顔のパッケージデザイン

こちらのパッケージのイラストでは、ドットが真四角ではなく、エックス型になっています。刺繍の技法であるクロスステッチのような風合いを感じさせてくれます。真四角だと平面的にのっぺりしやすいところを、エックス型のドットにすることでテクスチャーを与えています。丸にしたり、ダイヤ型にしてみたりと様々な形にドットを当てはめたりとアイディア次第で様々な使い方ができそうです。

 

ドットのイラストは細やかな表現ができない代わりに、小さいサイズでも判別しやすく、絵を描くのが苦手な人でも挑戦しやすいシンプルなルールで描けるという長所があります。アイコンとして機能させたり、小さなモチーフをリピートさせてパターンとして扱うなど様々なところで役に立つ要素になります。


「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のパッケージデザインやラベルデザインをピックアップして紹介しています。荒削りでも着眼点やアイデアが面白いものはピックアップしています。

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