凸凹がアクセントになっているボトルデザイン -#093

凸凹がアクセントになっているボトルデザイン

凹凸のあるデザインは、立体的な演出が得意です。光があれば影を見せ、より物質的なアプローチで見る人を驚かせます。PPなど印刷で厚みのある表現をしたり、樹脂で盛り上げたり、紙にエンボス加工を施したり、あるいはガラスに凹凸を施したりと立体的に見せる方法は様々あります。ここでは凸凹が面白いパッケージをご紹介します。

 

触りたくなる質感をラベルデザインに

触りたくなる質感のラベルデザイン

こちらのボトルの黄色のラベルは、はっきりと盛り上がっています。樹脂でしょうか、ゴムでしょうか。ゴシックフォントの立ち上がりの角がキリッとしているのが見事です。周りに施されたドットも浮き上がっていて、思わず触りたくなる、質感を見て感じさせる面白いパッケージデザインが取り入れられています。

 

透明感が奥行きを生むガラスのレリーフ

ガラスのレリーフのボトルデザイン

こちらのボトルは、下の方に美しいレリーフが見えます。ガラスを凹ませる、あるいは出っ張らせることで陰影を出し、奥行きを感じさせるという方法です。制作の手間と技術をうかがわせる、高級感のある表現になっています。

 

手に取りたくなるオーガニックワインのデザイン制作例

こちらのオーガニックワインのラベルは、エンボス加工によって紙自体が美しいレース模様を浮き上がらせています。繊細な線の重なり、華やかながら均整の取れた模様は高級感を、優しい浅い陰影は自然な印象を与えてくれます。紙の色や文字のデザインも含め、上品で繊細な雰囲気を感じさせつつ、自然の柔らかな風合いを印象付けるラベルになっています。

 

陰影は見る人の動きやその場の光によって見た目を変え、ものとしての立体感や奥行きを感じさせてくれます。また、手にとったときに触覚にもデザインを感じさせる手法です。ここで紹介したような、比較的大きな凹凸は陰影が豊かな表情を与えてくれますし、活字印刷やシルクスクリーン印刷のようなわずかな凹凸でも、普通の印刷とは全く異なる印象を与えてくれます。グラフィックデザインをPC上だけでしているとなかなか目が行き届かない、完成時の質感も考慮に入れて、より優れたデザインを提供するための一つの視点になりそうです。


「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のパッケージデザインやラベルデザインをピックアップして紹介しています。荒削りでも着眼点やアイデアが面白いものはピックアップしています。

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